森博嗣ηなのに夢のよう」読了。シンプルさを追求するGシリーズも6冊目になり転換点の作品。装丁はシリーズで一番いい。この巻はミステリー分は薄く、西之園の過去話がメインなんですが、登場人物勢揃いといった感じで面白く読めました。内容も近頃の事象とリンクしていなくもない。四季の存在がインフレ化する一方なのは驚くばかり。最後にシリーズにとって大事な登場人物が死んでしまいますが、そのあたりは作者の実生活が反映されているのかな。
飛浩隆「グラン・ヴァカンス」読了。SF。作者ははてなに日記があったりもします。読み終わったのは結構前なので細かい事は忘れましたが、これは間違いなく面白い。傑作です。SFは殆ど読んでない自分でも楽しめました=SFという枠は意味がない。文章がすばらしく上品かつエロティックで内容をよりよいものにしていますね。ちなみに続きものなので次も早く読みたいとこ。今なら文庫化もされてますし、マジオススメ。
漫画在庫整理その一。
よつばと6巻:はじめてのじてんしゃの巻。見る視点と見守る視点て奴ですか。一番ツボにきたのは学校を見て言ったくだり。ジャンボ成分は弱め。
げんしけん9巻:最終巻。説明不要。とにかく読みましょう。春日部さんのコスプレの中にメカ娘(のように見える)があって爆笑した。
しゅごキャラ!2巻:あたしのココロアンロック、オープンハートでございます。アニメ化の匂いは相変わらず漂いつつも次巻が楽しみな漫画の一つ。非常にオーソドックスな少女漫画の印象がより強くなってきました。とても丁寧。